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レトルト食品などの殺菌に使用される新型の殺菌釜はいつごろ作られたのでしょうか。回転式の殺菌機(釜)が開発されたのは1917年(フランス)です。 1947年にはドイツ・ストック社でより高度な加圧熱水循環回転式の全自動レトルト装置が開発された。殺菌釜はレトルト食品の登場より50年も早い。 これらの装置は、レトルト食品より150年以上前から販売されている缶詰の製造に使われていました。 レトルトパウチ食品という製品名称にも採用されている袋容器(レトルトパウチ)は、1950年頃アメリカで研究が開始され、1955年頃にスウェーデンで企業化されたとも言われています。 1956年にイリノイ大学で9種類のフィルムの実験が行われた記録があり、実際に この容器を採用したのは、1950年代初めからレトルト食品の研究を行っていた、 アメリカ陸軍の政府研究機関ナティック開発センターにおいてであります。 レトルトパウチ食品が人々の注目を集めるようになったのは、1969年に打ち上げ られた月面探査船アポロ11号にLunarpack(牛肉、ポテトなど5品目)として積み込まれ、宇宙で食べられたのが一つのきっかけになっているように思われます。 ちなみに、この年に日本初のレトルト食品ボンカレーが発売されました。 アメリカでは早い時期からレトルト食品の開発研究がなされ、1969には製品化 できる状況にありました。それにもかかわらず、同国で市販されたのは1979年、 コンチネンタルキッチン社から出された中華風の製品が出るまで待たなければならない状況にありました。アメリカでの商品化が遅れたのは、冷凍食品の普及率が高くなっていた事情以外に、FDAとUSDAの製造許可が1977年なるまでおりなかった為です。 当時の日本では冷蔵庫がまださほど普及していなかった為、コールドチェーンで流通する冷凍食品を受け入れる(輸入する)土壌がありませんでした。そこで、 常温での流通・保存ができる加工食品に開発を定めたと言われています。 こうして1969年4月に、日本初のレトルト食品”ボンカレー”が誕生しました。 ボンカレーは1968年から、透明の袋入りで発売されていましたが、保存性が十分でなく、常温流通での全国販売ができずに、地域限定販売にとどまっていました。 しかし、「カレーを袋に入れて全国的に販売したい」とする大塚食品要請に応えられる袋が開発された事と、非常に独特な商品性(3分間の湯せんで供食できるなど)が、マスメディアを使って強力に宣伝された事などがあいまって、またたくまにレトルト食品が市場に浸透していきました。 また、ハウス食品など有力食品メーカーが相次いでレトルト食品分野に参入して、カレーやシチューを発売した事が急速に市場を拡大させる力となりました。 ←レトルト食品の定義へ レトルト食品の種類へ→
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2007
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